Above upper Bollingerとは?— チャートシグナル解説
価格が普段通る道を上下の帯で示したのがボリンジャーバンドです。真ん中の線は直近20本の平均で、上の帯はそこに普段の揺れ幅(標準偏差)の2倍を足した位置にあります。統計的に、価格はほとんどの時間この道の中にとどまります。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
終値が上の帯、つまり直近20本の平均に揺れ幅(標準偏差)の2倍を足した線より高くなると点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
このシグナルの読み方は二手に分かれます。片方は「普段の範囲を超えて上がりすぎたから一度冷えるかも」と押しを期待し、もう片方は「帯を突き破るほど買いの力が強い」と上昇の継続を期待します。
注意点
強い上昇相場では上の帯に乗ったまま上がり続ける「バンドウォーク」がよくあるため、上限にタッチしたからといって「割高」と読むと、上げている間ずっと逆側に立つことになりかねません。しかも正反対の解釈が同居するシグナルなので、これひとつで方向を判断するには根拠が弱いです。
実際のデータでは?(BTC 4h)
一般的には下落のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 4h で過去に577回点灯し、直近300回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約58%でした。 目標を±1%に広げると約60%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 58% | +0.04% |
| ±0.5% | 55% | +0.05% |
| ±0.75% | 60% | +0.15% |
| ±1% | 60% | +0.20% |
| ±1.5% | 56% | +0.18% |
| ±2% | 56% | +0.24% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−3.0%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−3.0%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 下落相場 | 84% | -0.34% | N=142 |
| レンジ相場 | 90% | -0.16% | N=202 |
| 上昇相場 | 84% | -0.35% | N=231 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2026-05-01 | 0.88% | ✅ 到達 |
| 2026-05-04 | 2.63% | ✅ 到達 |
| 2026-05-04 | 0.51% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2026-05-05 | 0.45% | ✅ 到達 |
| 2026-05-10 | 1.51% | ✅ 到達 |
| 2026-05-21 | 3.66% | ✅ 到達 |
| 2026-06-14 | 0.6% | ✅ 到達 |
| 2026-06-15 | 2.52% | ✅ 到達 |
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