Above upper Bollingerとは?— チャートシグナル解説
価格が普段通る道を上下の帯で示したのがボリンジャーバンドです。真ん中の線は直近20本の平均で、上の帯はそこに普段の揺れ幅(標準偏差)の2倍を足した位置にあります。統計的に、価格はほとんどの時間この道の中にとどまります。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
終値が上の帯、つまり直近20本の平均に揺れ幅(標準偏差)の2倍を足した線より高くなると点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
このシグナルの読み方は二手に分かれます。片方は「普段の範囲を超えて上がりすぎたから一度冷えるかも」と押しを期待し、もう片方は「帯を突き破るほど買いの力が強い」と上昇の継続を期待します。
注意点
強い上昇相場では上の帯に乗ったまま上がり続ける「バンドウォーク」がよくあるため、上限にタッチしたからといって「割高」と読むと、上げている間ずっと逆側に立つことになりかねません。しかも正反対の解釈が同居するシグナルなので、これひとつで方向を判断するには根拠が弱いです。
実際のデータでは?(BTC 1d)
一般的には下落のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1d で過去に26回点灯し、直近26回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約69%でした。 目標を±1%に広げると約58%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 69% | +0.09% |
| ±0.5% | 73% | +0.23% |
| ±0.75% | 69% | +0.28% |
| ±1% | 58% | +0.16% |
| ±1.5% | 54% | +0.12% |
| ±2% | 54% | +0.16% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−5.0%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−5.0%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| レンジ相場 | 92% | -0.26% | N=12 |
| 上昇相場 | 75% | -1.14% | N=12 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2025-08-08 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2025-08-12 | 11.56% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-09-12 | 13.48% | ✅ 到達 |
| 2025-12-09 | 16.36% | ✅ 到達 |
| 2026-01-02 | 1.58% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2026-01-13 | 13.82% | ✅ 到達 |
| 2026-03-04 | 9.93% | ✅ 到達 |
| 2026-03-15 | 0.0% | — 🔴 損切り |
毎朝の無料ブリーフィング:過熱度とチャート組合せ — 予測ではなく正直な確率