Volume spike (red)とは?— チャートシグナル解説
普段より取引が大きく集中した状態で、価格が押されたケースを捉えるシグナルです。直近20本の平均出来高とその変動幅を基準に「この足は確実に出来高が弾けた」と判定し、そこに価格の方向が下だったかを合わせて見ます。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
出来高が直近20本平均に対して標準偏差の2倍を超え、終値が直前の足の終値より下げたか同値のときに点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
大量の売りが浴びせられながら下がると「売り方が本気」という意味に読み、下落がさらに続きうると警戒する人が多いです。逆にすでにだいぶ下げた後なら「売りたい人は売り切った」という投げの最終局面(セリング・クライマックス)と読んで、むしろ底が近いことを期待する見方もあります。
注意点
同じシグナルが、出た位置によって「下落の始まり」にも「下落の終わり」にもなり得るので、解釈が正反対に割れます。特にコイン市場ではレバレッジのポジションが強制的に整理される清算の連鎖で出来高が瞬間的に跳ねることが多く、その直後の方向はバラバラなことが多いです。
実際のデータでは?(BTC 1d)
一般的には下落のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1d で過去に22回点灯し、直近22回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約59%でした。 目標を±1%に広げると約41%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 59% | +0.04% |
| ±0.5% | 41% | -0.09% |
| ±0.75% | 36% | -0.21% |
| ±1% | 41% | -0.18% |
| ±1.5% | 32% | -0.54% |
| ±2% | 27% | -0.92% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−5.0%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−5.0%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 上昇相場 | 85% | -0.63% | N=13 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2025-08-14 | 3.31% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-09-18 | 0.73% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-09-22 | 6.13% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-09-25 | 1.47% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-10-10 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2025-12-17 | 2.93% | ✅ 到達 |
| 2026-01-31 | 27.04% | ✅ 到達 |
| 2026-02-04 | 18.24% | ✅ 到達 |
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