20-bar high breakoutとは?— チャートシグナル解説
このシグナルは特別な計算なしに、価格そのものを見ます。直近20本のローソク足の間に記録された一番高い価格を基準線として置き、今の終値がその線まで上がってきたかを確認します。しばらく超えられなかった天井を突き抜けたという意味で、「ブレイクアウト」シグナルと呼ばれます。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
終値が直近20本の最高値に達するか上回ると、バロバラでこのシグナルが点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
天井を突き抜けたということは、それだけ買いの力が強いという意味に読まれます。そのため新しい高値を付けた後は、その勢いに乗って価格がさらに続伸するのではと期待するトレーダーが多いです。トレンドフォロー型の売買で好んで使われる場面です。
注意点
高値をわずかに超えてすぐ押し戻される「だましのブレイク」もよくあります。特に横ばいでだらだら動く相場では、ブレイクに見えて元の位置に戻ることが頻繁にあります。ブレイクしたという事実だけで、上がり続ける保証はありません。
実際のデータでは?(BTC 1h)
一般的には反発(上昇)のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1h で過去に24回点灯し、直近24回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約50%でした。 目標を±1%に広げると約58%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 50% | +0.00% |
| ±0.5% | 58% | +0.08% |
| ±0.75% | 58% | +0.12% |
| ±1% | 58% | +0.16% |
| ±1.5% | 54% | +0.12% |
| ±2% | 46% | -0.16% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−2.5%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−2.5%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 下落相場 | 88% | -0.17% | N=8 |
| レンジ相場 | 90% | -0.10% | N=10 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2025-06-06 | 0.57% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-07-11 | 11.82% | ✅ 到達 |
| 2025-08-13 | 16.32% | ✅ 到達 |
| 2025-08-14 | 8.69% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-09-13 | 1.78% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-10-26 | 3.03% | ✅ 到達 |
| 2025-10-29 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2025-11-05 | 0.26% | ✅ 到達 🔴 損切り |
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