20-bar low breakdownとは?— チャートシグナル解説
このシグナルも指標の計算なしに、価格そのものを見ます。直近20本の間の一番低い価格を底の線として置き、今の終値がその下まで下がってきたかを確認します。しばらく持ちこたえていた底が割れた、という意味です。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
終値が直近20本の最安値に達するかその下に下がると、バロバラでこのシグナルが点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
底が割れると「支えていた買いが崩れた」という意味に読まれます。そのため新しい安値の後は下落がさらに続きうると見て警戒するトレーダーが多いです。逆に下げすぎだとして反発を狙う人たちも、この場所に注目します。
注意点
底をわずかに割ってすぐ跳ね返る「だましのブレイクダウン」もよく出ます。大口が損切りの投げを拾うために、わざと底の下まで押してから戻す場合もある、と解釈されます。安値を割ったという事実だけで、下がり続けるとは言えません。
実際のデータでは?(BTC 1h)
一般的には下落のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1h で過去に30回点灯し、直近30回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約53%でした。 目標を±1%に広げると約53%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 53% | +0.02% |
| ±0.5% | 47% | -0.03% |
| ±0.75% | 50% | +0.00% |
| ±1% | 53% | +0.06% |
| ±1.5% | 53% | +0.09% |
| ±2% | 50% | +0.00% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−2.5%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−2.5%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| レンジ相場 | 100% | +0.17% | N=8 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2022-06-14 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2023-03-24 | 2.99% | ✅ 到達 |
| 2024-10-19 | 0.12% | — |
| 2024-12-18 | 6.39% | ✅ 到達 |
| 2025-03-22 | 0.38% | ✅ 到達 |
| 2025-07-04 | 1.34% | ✅ 到達 |
| 2025-08-24 | 3.46% | ✅ 到達 |
| 2025-09-19 | 1.19% | ✅ 到達 |