Bearish engulfingとは?— チャートシグナル解説
2本のローソク足の力比べを見るパターンですが、方向が逆です。上げた(緑の)足のすぐ後に下げた(赤い)足が出て、その赤い足の実体が前の緑の足の実体を全部飲み込んだ形です。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
直前の足が陽線で今回の足が陰線のとき、今回の始値が直前の終値以上で、今回の終値が直前の始値以下なら — つまり陰線の実体が直前の陽線の実体を全部覆えばシグナルが点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
買い方が引き上げたものを、売り方が1本の足で押し戻してしまったという意味に読まれます。そのため上昇の流れが折れる最初の兆しかもしれないと期待するトレーダーが多いです。
注意点
強い上昇相場ではこの形が出ても、一日休んでまた上がることがよくあります。ローソク足が大きいこと自体、ボラティリティが上がったという意味なので、方向転換ではなく荒れ模様への警告で終わることもあります。実体だけを比べるルールなので、ヒゲの長い足では見た目の印象と違うことがあります。
実際のデータでは?(BTC 1d)
一般的には下落のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1d で過去に277回点灯し、直近277回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約44%でした。 目標を±1%に広げると約46%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 44% | -0.03% |
| ±0.5% | 45% | -0.05% |
| ±0.75% | 49% | -0.02% |
| ±1% | 46% | -0.08% |
| ±1.5% | 46% | -0.12% |
| ±2% | 46% | -0.16% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−5.0%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−5.0%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 下落相場 | 82% | -0.78% | N=99 |
| レンジ相場 | 89% | -0.40% | N=91 |
| 上昇相場 | 89% | -0.40% | N=82 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2026-04-12 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2026-04-24 | 3.23% | ✅ 到達 |
| 2026-04-27 | 3.15% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2026-05-07 | 4.09% | ✅ 到達 |
| 2026-05-15 | 6.1% | ✅ 到達 |
| 2026-05-22 | 6.42% | ✅ 到達 |
| 2026-05-26 | 22.12% | ✅ 到達 |
| 2026-06-16 | 11.51% | ✅ 到達 |