Bullish engulfingとは?— チャートシグナル解説
ローソク足2本をつなげて見るパターンです。前の足は下げた(赤い)足なのに、すぐ次の足が上げた(緑の)足で、しかも前の足の実体を丸ごと覆うほど大きく出た形を指します。ここでいう「実体」は始値と終値の間の太い部分です。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
直前の足が陰線(終値が始値より低い)で今回の足が陽線のとき、今回の終値が直前の始値以上で、今回の始値が直前の終値以下なら点灯します。つまり今回の陽線の実体が、直前の陰線の実体を完全に包み込めばOKです。
トレーダーは普通どう読む?
売り方が押し込んでいたのを、買い方が1本のローソク足で力ずくでひっくり返したという絵として読む人が多いです。そのため下落の流れが上昇に変わる入り口かもしれないと期待されがちです。
注意点
実体の大きさだけを比べるので、ヒゲまで含めるとそれほど圧倒的ではない足も引っかかります。一度大きく反発してまたずるずる下がるケースもよくあり、この形ひとつで方向を決めるのは難しく、長く下げた後に出たのか、ただの横ばい中に出たのかで意味が大きく変わります。
実際のデータでは?(BTC 1h)
一般的には反発(上昇)のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1h で過去に6916回点灯し、直近300回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約49%でした。 目標を±1%に広げると約52%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 49% | -0.01% |
| ±0.5% | 50% | +0.00% |
| ±0.75% | 50% | +0.00% |
| ±1% | 52% | +0.04% |
| ±1.5% | 52% | +0.06% |
| ±2% | 52% | +0.08% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−2.5%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−2.5%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 下落相場 | 88% | -0.13% | N=2256 |
| レンジ相場 | 87% | -0.08% | N=2279 |
| 上昇相場 | 90% | -0.07% | N=2307 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2026-06-28 | 2.02% | ✅ 到達 |
| 2026-06-29 | 1.71% | ✅ 到達 |
| 2026-06-29 | 1.44% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2026-06-29 | 0.25% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2026-06-30 | 0.1% | — 🔴 損切り |
| 2026-06-30 | 3.16% | ✅ 到達 |
| 2026-07-01 | 4.36% | ✅ 到達 |
| 2026-07-01 | 4.29% | ✅ 到達 |