EMA death crossとは?— チャートシグナル解説
直近の価格をより強く反映する平均線(EMA)2本 — 20本分と50本分 — が上下どう並んでいるかを見守るシグナルです。普通、短い線が長い線の上にあれば上昇ムード、下にあれば下落ムードと区別して見ます。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
直前の足まではEMA20がEMA50の上か同じ位置にあったのが、今回の足で初めて下に抜けてひっくり返った瞬間に点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
短期の流れが長期の流れの下に沈んだので「大きな方向が下に転換するのでは」と警戒するシグナルとしてよく読まれます。ニュースで「デッドクロス発生」と記事になるほど広く知られたパターンでもあります。
注意点
大きく下げた後にようやく点く遅いシグナルなので、点灯したタイミングがかえって短期の底と重なることも珍しくありません。下落が短く終わるとすぐゴールデンクロスに戻り、行き来のたびに損だけが積み上がることもあります。
実際のデータでは?(TRX 1h)
一般的には下落のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは TRX 1h で過去に221回点灯し、直近221回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約43%でした。 目標を±1%に広げると約54%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 43% | -0.04% |
| ±0.5% | 45% | -0.05% |
| ±0.75% | 52% | +0.03% |
| ±1% | 54% | +0.08% |
| ±1.5% | 51% | +0.03% |
| ±2% | 51% | +0.04% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−2.5%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−2.5%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 下落相場 | 78% | -0.17% | N=68 |
| レンジ相場 | 69% | -0.33% | N=75 |
| 上昇相場 | 86% | -0.06% | N=69 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2026-07-12 | 0.09% | — |
| 2026-07-13 | 1.79% | ✅ 到達 |
| 2026-07-15 | 0.49% | ✅ 到達 |
| 2026-07-23 | 0.15% | — |
| 2026-07-27 | 1.64% | ✅ 到達 |
| 2026-07-31 | 0.18% | — |
| 2026-08-02 | 0.37% | ✅ 到達 |
| 2026-08-05 | 0.15% | — |
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