EMA golden crossとは?— チャートシグナル解説
EMAは直近の価格に重みを置いて計算した移動平均線です。このシグナルではそうした平均線を2本重ねて見ます — 直近20本中心の短い線と、50本中心の長い線です。短い線は最近のムード、長い線はもう少し大きな流れを示すと考えれば大丈夫です。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
直前の足まで20本平均線(EMA20)が50本平均線(EMA50)の下か同じ位置にあったのが、今回の足で上に抜けた瞬間に点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
よく「短期の流れが長期の流れに勝った」という意味で、トレンドが上向きに変わる出発点かもしれないと期待されます。あまりに有名なシグナルなので、大勢のトレーダーが同じ場所を一緒に見ていたりもします。
注意点
平均線2本が入れ替わるには価格がすでにかなり上がっている必要があるため、生まれつき遅れて点くシグナルです。方向感なく上下する横ばい相場では、ゴールデンとデッドが短い間隔で交互に出て、毎回だまされることもあります。
実際のデータでは?(BTC 1d)
一般的には反発(上昇)のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1d で過去に10回点灯し、直近10回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約50%でした。 目標を±1%に広げると約40%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 50% | +0.00% |
| ±0.5% | 60% | +0.10% |
| ±0.75% | 60% | +0.15% |
| ±1% | 40% | -0.20% |
| ±1.5% | 30% | -0.60% |
| ±2% | 40% | -0.40% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−5.0%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−5.0%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 上昇相場 | 38% | -3.11% | N=8 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2024-02-20 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2024-02-27 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2024-06-13 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2024-07-22 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2024-09-23 | 2.94% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2024-11-10 | 5.13% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2025-05-10 | 0.0% | — 🔴 損切り |
| 2025-07-14 | 26.8% | ✅ 到達 |
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