Squeeze breakout upとは?— チャートシグナル解説
ボリンジャーバンドの上下の幅は、価格が荒れるほど広がり、静かなほど狭くなります。バンドがぎゅっと縮んだということは、しばらく価格がほとんど動かなかったという意味で、市場ではこうした静かな期間の後に大きな動きが来ることがあるとされます。このシグナルは、押し込まれていた状態から価格が上向きに頭をもたげた瞬間を捉えます。
いつ点灯する?— BaroBaraの判定基準
バンド幅が直近60本のバンド幅のうち狭い方20%の境界より狭くなった状態で、終値が直近20本平均より0.5%以上上にあると点灯します。
トレーダーは普通どう読む?
押し縮められたバネが上に弾け始めた絵として読む人が多いです。静かな期間に溜まったエネルギーが上方向に解放されて、大きな上昇につながることを期待する見方です。
注意点
スクイーズ(圧縮)が解けるときどちらに弾けるかは事前には分かりませんし、上に少し頭を出してから反転して下に抜ける「だまし」の動きもよくあります。また基準の0.5%は小さな差なので、圧縮が続いている間は上方・下方のシグナルが交互に点いたり消えたりすることもあります。
実際のデータでは?(BTC 1h)
一般的には反発(上昇)のシグナルと読まれます — でも大事なのは実際どうだったか。このシグナルは BTC 1h で過去に1513回点灯し、直近300回では、小さな目標(+0.25%)に先に届いた割合が約41%でした。 目標を±1%に広げると約52%になります。 方向の保証ではなく、過去にこうだったという確率です — 相場環境によっても変わります。
目標別の確率と期待値 — 目標・損切りを同じ幅(±)にした場合
BaroBaraの基準そのままです:+X%と−X%のどちらに先に届いたか。目標と損切りを同じ%で対称に置き、勝率は上側(+X%)に先に届いた割合です。
| 目標 = 損切り(±) | 勝率(+に先着) | EV(手数料抜き) |
|---|---|---|
| ±0.25% | 41% | -0.05% |
| ±0.5% | 44% | -0.06% |
| ±0.75% | 48% | -0.03% |
| ±1% | 52% | +0.04% |
| ±1.5% | 49% | -0.03% |
| ±2% | 47% | -0.12% |
相場環境(レジーム)別に見ると
⚠️ 下の表は上の対称(±)表と基準が違います — 目標を+0.25%と小さく、損切りを−2.5%と大きく取った場合(手数料込み)です。目標が小さいので勝率は高く見えてもEV(期待値)はマイナスのことが多い — ここがシグナル配信グループの隠す部分です。同じシグナルでも相場によって変わります。
| レジーム | 勝率(目標+0.25%) | EV(損切り−2.5%) | サンプル |
|---|---|---|---|
| 下落相場 | 88% | -0.13% | N=550 |
| レンジ相場 | 84% | -0.22% | N=355 |
| 上昇相場 | 90% | -0.07% | N=589 |
直近の発生例
直近このシグナルが点灯したとき、実際どれだけ動いたかです(MFE=最大有利変動)。
| 日付 | MFE | 結果 |
|---|---|---|
| 2026-06-19 | 1.1% | ✅ 到達 |
| 2026-06-19 | 1.88% | ✅ 到達 |
| 2026-06-19 | 1.8% | ✅ 到達 |
| 2026-06-20 | 1.47% | ✅ 到達 |
| 2026-06-20 | 1.33% | ✅ 到達 |
| 2026-06-20 | 1.0% | ✅ 到達 |
| 2026-06-24 | 0.49% | ✅ 到達 🔴 損切り |
| 2026-06-24 | 0.56% | ✅ 到達 🔴 損切り |