サポートライン・レジスタンスライン
チャートを見ていると、価格がやたらとよく立ち止まる価格帯が目に入ってきます。例えばビットコインが9,500万ウォン近くまで下がるたびに反発して上がるのを3回繰り返したなら、トレーダーはその場所をサポートラインと呼び、1億ウォンの手前で毎回押し返されたなら、その場所をレジスタンスラインと呼びます。文字どおり「支えてくれる場所」と「跳ね返される場所」です。
なぜこんな場所ができるのでしょうか?価格には人々の記憶が張り付くからです。「前に9,500万ウォンで反発したよね」と覚えている人たちがその近くに買い注文を置き、「1億ウォンで買って含み損を抱えた」人たちは、建値まで戻れば売ろうと待っています。特に1億ウォンのようなキリのいい数字(ラウンドナンバー)には、注文が集まりやすい傾向があります。こうした心理と待機注文が重なって、価格がその近くでもたつくのです。
面白い通説の一つが役割の交代です。レジスタンスだった1億ウォンを価格が越えてしまうと、今度はその1億ウォンがサポートのように機能する、と言われます。「あのとき買えなかった」人たちが、価格が戻ってきたら買おうと待ち構える心理のためだ、という説明が付きます。もっともらしい話ですが、毎回そうなるわけではありません。
サポート・レジスタンスの一番大きな罠は、主観的だということです。同じチャートを前にしても、人によって違う場所に線を引きます。高値同士を結ぶ人、終値同士を結ぶ人、目分量で適当に引く人までさまざまです。しかも、過ぎたチャートに線を引けばいつもよく当たって見えます——当たらなかった場所には線を引かなければいいだけですから。これを後付けの確証と言います。
だからサポートライン・レジスタンスラインは、「価格が反応するかもしれない場所を前もって印しておいた参考線」くらいに見るのが安全です。線に触れたら反発するとか、線の引き方を知っていればお金になるといった話は、データで確認されたことのない誇張です。
What the data actually shows
手で引くサポートライン・レジスタンスラインは人によって違うので、統計で検証するのが難しいです。そこでバロバラは、誰が計算しても同じになる客観的な代理指標を使います——直近20本のローソク足の高値・安値です。価格がその高値を上抜けた瞬間(20本高値ブレイク、1時間足)と、安値を下抜けた瞬間(20本安値ブレイク、1時間足)が過去に出たとき、その後価格がどうだったかをそのまま数えて公開しています。結果はおおむね五分五分のあたり——予測ではなく、過去の分布です。他のシグナルとの比較はセットアップカタログで見られます。
Common misconceptions
「サポートラインで買えば安全?」 サポートラインは「過去に何度も止まった場所」というだけで、今回も止まるという保証ではありません。むしろ、多くの人が信じて買ったサポートが割れると、失望の売りが一斉に吐き出されて下落が急になることもあります。安全な場所というものはありません。
「線を正確に引く秘法がある?」 シグナル配信グループがよく売り込む話です。過ぎたチャートでなら、誰でもよく当たる線を引けます。問題は未来で、どんな作図法も、この先価格がどこで止まるかを教えてはくれません。
FAQ
Q. サポートラインとレジスタンスラインは、どうやって見つけますか?
ふつうは、価格が何度も止まったり反転したりした価格帯を見つけて水平線を引きます。ただし、人によって違う場所に引いてしまう主観的な作業なので、直近一定期間の高値・安値のように、誰が計算しても同じになる基準を使う方が検証には有利です。
Q. サポートラインが割れるとどうなりますか?
通説では、割れたサポートラインが今度はレジスタンスの役割をすると言われます。実際にはそのままずるずる下げることも、すぐ回復することもあります。決まった台本はなく、過去の事例の分布を確認するのが一番正直なアプローチです。